
KALDIペアリング:オレンジワインと味噌鍋
2024年が始まって、今年はKALDIなどの安ウマワインと輸入食材や日本食のお料理とのペアリングを、もっと試したいな、と考えています。
背景
そんなふうに考え出した背景としては、まずはX(旧Twitter)やInstagramで、ソムリエの田邉さんなど、プロの皆さまが紹介されていたKALDIペアリングが楽しかったこと!
もう一つは、バーチャルワイン会でいただいたお題ワインに対して、ペアリングするワインを考えて、試した体験が楽しかったこと!
↑ こちらで使っているパスタのリングイネも、実はKALDIで買ったものでした。
そういうわけで、今回は本家KALDIさんのWebサイト&店頭で紹介されていたペアリングを試してみました。

オレンジワイン MASARÊT
こちらのオレンジワイン、お手軽な価格なのにすごく美味しくて、何度もリピートしています。オレンジワインは和食に合うので、普段の食事にも合わせやすく、とても使い勝手の良いワインです。
年越しそばの時も買ったので、2週間以内にリピートしていることになります。
生産国はイタリアで、ブドウ品種はピノ・グリージョとソーヴィニョン・ブランです。
香りは甘さ控えめなお花の香りを含みます。ハニーサックルとか、カモミールのような香りでしょうか。
果実の香りからは、赤いリンゴやオレンジ、黄桃、アプリコット、ネクタリン。ストーンフルーツの香りが濃厚で、ワインの色調ともぴったりです。
Webサイトを見ると、カルダモンとも書いてあります。ソーヴィニョン・ブランが入っているので、爽やかな香りはそれに由来しているのかもしれません。カルダモンの香りはシトラスやハーブのニュアンスも含むそうです。ストーンフルーツの香りメインなのに、スッキリとしたニュアンスがあるのは、カルダモンの香りを含んでいるからかもしれません。ワインテイスティングは奥が深い。
また、Webサイトにはローストしたヘーゼルナッツ、ともありました。個人的にはその香りがよくわからないのですが、しばらく置いておいたら、少しだけキャラメルっぽい、甘やかで香ばしい香りがしてきたので、それのことかもしれません。
酸味がそんなに高くなくて、凝縮感もある味わいなので、丸みがあってふくよかな印象のワインです。いつ飲んでも美味しい!
味噌鍋
合わせるお料理は味噌鍋です。

このとおり、鍋つゆはレトルトパウチなので、材料を揃えて、切って、お鍋で煮るだけ。鍋は簡単にお野菜たっぷりいただけるのが良いですよね〜!
具材は、鍋つゆのパッケージ裏に書いてあるものを、ネギ以外全て揃えました。
- 豚バラ肉
- 牡蠣
- 白菜
- 春菊
- にんじん
- しめじ
- 豆腐

そういうわけで、あっという間に出来上がり。
感想
一言で言えば、旨味が調和してとっても美味しい!!
「味噌鍋」の名前通り、お味噌ベースの鍋です。味噌や牡蠣エキスの旨味が複雑に混ざり合い、まろやかでほっこりとした味わいを楽しめます。オレンジワイン MASARÊTは、出汁の旨味に寄り添っていて、旨味が上手に絡み合っていて、とても美味しいです。
ワインに、ソーヴィニョン・ブラン由来と思われるカルダモンの香りがあるので、春菊とも相性が良いですね!牡蠣とも相性が良く、生臭い感じとかは出てこなかったです。ワインは、魚介と合わない時がたまにあるのですが、今回のペアリングは良かったです。
味噌鍋に合うということは、お味噌汁にも合うってことですよね?きっと。MASARÊT、和食に合って素晴らしすぎます!
実はちょうど今、MASARÊTがセールになっています。今回は店頭で購入したのですが、先ほど、ネットでもまとめ買いしました(笑)