お菓子教室:濃厚ガトーショコラを習いました
2023年3月から、お菓子とワインのペアリング教室に通っています。6ケ月間の「ベーシックコース」が終わり、9月からいよいよ「マスターコース」に入りました。11月は濃厚ガトーショコラを習いました。
今回のガトーショコラのレシピは、粉類、チョコレート、メレンゲをそれぞれ準備したあとに、組み立てて焼いていくイメージ。
以前に習ったドライフルーツのパウンドケーキは、一つのボウルの中に、材料をどんどん入れ、合体させて焼いていくイメージで、こちらの方が難易度は低いです。
こちらが焼けたばかりのガトーショコラです。焼きたては少しふっくらしています。
しばらく置いておくと、沈んでくるんです。こんなふうに。面白いです。
綺麗に沈んできたので、粉糖もかけてます。
ペアリングワイン
では、お待ちかねの実食タイム。チョコレート大好きなので、とても楽しみです。
こちらのお教室ではお菓子とワインのフードペアリングを習っているので、ワインも出てきます!
合わせたワインはこちらの2種類です。
M.CHAPOUTIER BILA HAUT BANYULS RIMAGE
「M. シャプティエ ビラ・オー バニュルス リマージュ」
チョコレートに合うワインの代表格がバニュルスです。JSAのソムリエ教本には、バニュルスは掲載されてるんですが、WSETは、少なくとも私が持っているレベル3には、その名前は出てきません。イギリス人は好きじゃないのかな??
バニュルスはフランスはラングドック・ルーションという、地中海沿岸かつスペインとの国境沿いの地域で作られています。ラングドック・ルーションは、安ウマワインの宝庫としても知られています。
「リマージュ」って何だろう?と思っていたら、ソムリエ教本にバッチリ掲載されてました。
『果皮とマストを切り離す前に酒精強化し、少なくとも収穫翌年の5月1日まで還元的に熟成させたRimage』
私の解釈では、赤ワインの作り方のように果皮と果汁(マスト)を一緒にアルコール発酵させて、発酵を途中で止めるためにアルコールを添加。こうすることで、ワインに甘みが残るのです。
その後、還元的に熟成というのは、酸素がない状態で熟成させること。例えば、ステンレスタンクのようなものだと思われます。こうすることで、フレッシュな味わいに仕上げるのかな。
こちらのワイン、香りはイチジクのドライフルーツ、黒蜜、プルーンのような濃密な香りで、ガトーショコラと完璧に合います!バニュルスすごい!
LE SABLET VILLAGES ROUGE 2019 DOMAINE DU TERME
「ル・サブレ・ヴィラ ージュ・ルージュ」
こちらはフランス ローヌ地方に位置するジゴンダスの赤ワインです。ブドウ品種はグルナッシュ80%とシラー20%。
香りは黒系果実、ナツメグ、シナモン、アニス、カカオなど。シラーが入っているので、胡椒の感じが出るかな?と思ったのですが、意外と胡椒っぽさは感じず、他のスパイスの方を強く感じました。
果実味がしっかりしているので、プルーンなどの果物を添えても良いかも。
お食事からデザートまで、全てこちらのワインで通すこともできるのが良いですね。
次回12月はクリスマスっぽく小さなクグロフを作るそうです。楽しみです🎵
私が通ってるお菓子教室はこちらですよ。