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勝沼甲州シュールリーに合わせる晩ごはん

せっかくの週末なので、ワインとお料理のペアリングをしっかり企画して、ペアリングを楽しみたい!と言うことで、今日は勝沼甲州シュールリーに合わせた晩ごはんを作ってみました。

ASAYA 勝沼甲州シュールリー

以前の記事でご紹介した、美味しい甲州ワインを探す旅の中で見つけた1本です。

すっきりした味わいが特徴のシュールリーです。柑橘系果実や独特の出汁の香り、少しイーストっぽい香りなど、複雑な香りを呈します。軽やかな飲み口ですが、酸っぱすぎないし、価格帯も2.000円程度とお手頃なので、普段の日本人の食卓にとても合うと思います。


ごぼうとしめじのポタージュ

大越基裕さんの『ロジカルペアリング レストランのためのドリンクペアリング講座』によると、スープは食感がないので、一般的にはペアリングは難しいそうです。しかしシュール・リーの甲州だと「やさしいアロマや旨味由来の柔らかさ」が合うのだそう。

また、甲州品種は土っぽさというか、ごぼうっぽい香りがあります。こちらの「ごぼうとしめじのポタージュ」は、ワインと合わせると、ごぼうの風味がすごく引き立つように感じました。

<作り方>

  1. 鍋にバター、スライスした玉ねぎを入れて、玉ねぎがしんなりするまで炒める
  2. ごぼう、しめじ、小麦粉を加えて炒めたら、コンソメと水を少し入れて柔らかくなるまで煮る
  3. 火からおろしてブレンダーで滑らかにし、牛乳を加えて火にかけ温め、塩コショウで味を整える
  4. 器に盛り付け、お好みでパプリカを振る

鶏肉ソテーのレモンバターソース

鶏肉をフライパンでソテーして、レモンバターソースを作ってあえたものです。甲州の白ワインには、和柑橘を中心として、柑橘系の香りが含まれています。このペアリングは、その柑橘系の香りを合わせたものとなります。予想通り、レモンの風味がとてもあっておいしかったです。

<作り方>

  1. 鶏肉は塩・こしょうをふり、小麦粉を軽くまぶす
  2. フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉を両面がきつね色になるまで中火で焼く。焼けたら取り出し、別の皿に移しておく
  3. 同じフライパンにバターを溶かし、白ワインを加え、アルコールを飛ばす
  4. レモン汁と鶏ガラスープを加え、中火で煮詰めていく。鶏肉をフライパンに戻し、ソースと絡めながら数分煮る
  5. 鶏肉を皿に盛り付け、フライパンに残ったソースを上からかける。好みでパセリやレモンスライスを添える

おつまみクッキー

先日、通っているお菓子教室で、特別イベントとしておつまみクッキーを習いました。このおつまみ、クッキーは甘さ控えめで塩味が強く、どんなお酒にもぴったり!今日のワインが持つ、シュールリー製法独特のイーストっぽい香りがクッキー生地に合います

どのペアリングもおいしくできました!