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お菓子教室:タルト・オ・ショコラを習いました

2月といえばバレンタイン。お菓子教室で習うのも、タルト・オ・ショコラです。

タルト・オ・ショコラ作り

お菓子教室では、ベーシックコースとマスターコースがあります。

ベーシックコースから始めた私は、今はマスターコースの6回目。チョコレートを使ったお菓子は、これまでにムース・オ・ショコラと濃厚ガトー・ショコラを習いました。

チョコレートは水分が入るのがNGなので、湯せんで溶かすところは、ちょっと神経を使いますね。

今日のタルト・オ・ショコラは、タルトの部分はとてもシンプルな作りで、トッピングで自由にアレンジして、ワインと合わせられるような、そんなレシピです。

お教室のWebサイトにあるサンプル画像(下の画像)では、生クリーム、イチゴ、ピスタチオ、ブルーベリーが使われているそうです。

一方、本日お教室で習うのは、ドライフルーツや木の実を使ったもの。デザインなどに決まりはなく「自由にトッピングしてくださいね!」とのこと。調理台の上でトッピングのデザインを試してみてから、実際にタルトに載せていきます。

日本の画一的教育で育った私は、こうした「正解がなく自由にやって良い課題」に対し、プレッシャーを感じてしまうw

ともあれ、ドライフルーツや木の実の素材の良さにより、なんとかそれっぽいものになったような、なっていないような気がしませんか?

ペアリングワイン

それではさっそくテイスティングです!

ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ オマージュ / ドメーヌ・デ・ベルナルダン

ドメーヌ・デ・ベルナルダンが造る「ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ オマージュ」は、南部ローヌの伝統を受け継ぐ甘口デザートワインの傑作です。三代にわたる続くこの作り手は、星付きレストランにも選ばれるほどの人気を誇ります。この500mlの特別なワインは、ミュスカ・プティ・グランを100%使用し、ソレラ方式で約20年にわたって熟成させた原酒をブレンドしています。琉珀色の美しい外観と、マスカット特有の風味にスパイスや蜜、カラメルのニュアンスが加わり、ナッツのような味わいと滑らかな甘さ、香ばしいエレガントさを兼ね備えた味わいを楽しむことができます。

タルト・オ・ショコラとのペアリングという点では、香ばしいニュアンスを持つので、全体的にとてもよく合っていますが、特にタルト部分やナッツと組み合わさった時に、ふわっと香りが倍増するのが良かったです。

フォンセカ ルビーポート

フォンセカのルビーポートは、ポートワイン造りの伝統を色濃く反映した一品です。昔ながらの方法であるラガールを使用し、男性たちが足でブドウを踏んで破砕し、自然酵母で発酵させています。この伝統的な製法が、ルビー色の美しいワインを生み出しています。

味わいは、カシスやプルーンなど黒色の果実の熟したフルーティな香りが感じられ、若々しく、新鮮な勢いがあることが特徴です。コクがありながらも、まろやかで芳醇な味わいが楽しめ、程よい長さの余韻が残ります。使用されるブドウ品種はトウリガ・ナシオナルとトウリガ・フランセーザ。アルコール度数は20%です。

タルト・オ・ショコラとのペアリングという点では、やはりドライフルーツ(プルーンやクランベリー)部分に特によく合いますね。とはいえ、もともとポートワインはチョコレートとの相性も抜群なので、全体的にとても美味しくいただきました!

思いつくワインペアリング

このタルト、トッピング部分でアレンジ自在なので、ワインに合わせていろいろペアリングできそうです。

まずチョコレートタルトなので、当然(笑)、バニュルスには合いますよね。
今回のように、ドライフルーツ(プルーンやクランベリー)、木の実のトッピングなら、メルローやジンファンデルのような辛口の赤ワインもいけそう。

トッピングにプルーンを使わず、赤い果実を合わせたら、ガメイに合いそうです。

さらにチョコレートに合わせてオレンジピールをトッピングするなら、よく熟したリースリングとか、甘口白ワインとか…。

夏になる前に試してみたいですね〜。