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お菓子教室:ジンジャーバターどら焼きを習いました

2024年が始まり、記念すべき第1回目のお菓子教室に行きました。

今回習ったのはジンジャーバターどら焼き。それでは早速見ていきましょう!

どら焼きを作る

お料理教室、マスタークラスは1月にどら焼きを習うことは最初から知っていたのですが、でもやっぱり「どら焼きって自分で作れるの!?」ってずっと思っていたんです。

少なくとも私の周りには、「どら焼き作ったよ〜!」って言ってる人はいなかったし、そんな話を聞くこともなかったので。そもそも、和菓子自体、なんとなくハードルが高いような気がするんですよね…。子供の頃に持っていたお菓子の本も、洋菓子から始まって、和菓子は最後のパートにちょっとだけ載ってるだけでしたし。

でも、実際に作ってみると、ホットケーキを作るみたいな手順でできました。

生地を焼くのも、こんな感じでフライパンやホットプレートを使って、焼きます。

強いていうなら、中にあんこ等を挟んで、上と下から挟むので、同じくらいの大きさのどら焼きを作ることと、まんまるにするのが難しかったかな。ひっくり返す時に、微妙に形が崩れるんですよね…。

生地が焼き上がったら、あんこ、ジンジャー、バターを挟み込みます。

今回のどら焼きは、ワインに合わせるためにジンジャーとバターも挟んでます。

あんこだけでも普通に美味しいでしょうし、他の具材にしても面白そうかも!と思いました。

というわけで、完成です!

ペアリングワイン

今回合わせるのは2種類の甘口ワインです。甘口ワインなので、どちらもお菓子に合って、とっても美味しい!

甘口ワインのことをもっと勉強したいなと考えている今日この頃です。

ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ / ドメーヌ・デ・ベルナルダン 2022

ワインの特徴

フランス南部ローヌ地方のジゴンダスに程近いボーム・ド・ヴニーズで作られる酒精強化ワイン。高品質で、多くの星付きレストランも扱う超有名銘柄。

ワインを勉強すると、ミュスカ、ミュスカデ、ミュスカデルというよく似た名前のブドウ品種が出てきて混乱するのですが、今回のはミュスカです。ミュスカは日本語では「マスカット」なので、この中では一番馴染み深い品種ではないでしょうか。

酒精強化ワインというのは、ブドウ果汁の発酵中にアルコールを添加し、発酵を停止させて作るワインのことです。ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズの場合、途中で発酵を止めることで、甘口ワインとなります。

甘口ワインは、この作り方をしているものも珍しくありません。

タイプ: 白、甘口
生産年: 2022
容量: 750ML
使用品種: ミュスカ・プティ・グラン100%

テイスティングノート

マスカット、ムスク、カリン、はちみつなど、華やかで甘やかな香り。リッチな味わいなので、ベイクドチーズケーキやブルーチーズなど、濃厚なペアリングが可能。

どら焼きペアリングの感想

甘口なので、難なくお菓子と合わせられる。今回のどら焼きと合わせると、生のジンジャーのとげとげしさが、まろやかに変わる不思議体験を味わえる。

VDL タナ・パスリーユ2010 シャトーモントゥス

ワインの特徴

フランス南西部のマディランで作られる酒精強化の赤ワイン。
マディランは、スペイン国境に近い地域です。使用しているブドウ品種「タナ」は、渋味(タンニン)の語源となったと言われていて、甘口ワインでも緻密なタンニンを感じました。

タイプ: 赤 甘口
生産年: S.A.
容量: 500ML
使用品種: タナ100%

テイスティングノート

カシスジャム、フルーティーな印象。甘露飴のような余韻もあるみたい。渋みはまろやか。バニュルスにはもう少し樽香があった気がするけど、これにはそんなに感じなくて、もっと果実味を感じます。

どら焼きペアリングの感想

どら焼きの生地とバターに寄り添って美味しい!生地とバターには白ワインがピッタリはまると思ってたので、意外でした。
あんこ単品と合わせると、一度、ワインの風味であんこの風味が消えるけど、余韻で再度、カシス風味をまとったあんこが戻ってきます笑

まとめ

最初は「和菓子とワイン?」と思っていたのですが、これが意外と合う!ワインペアリングは、本当に色々な合わせ方があって、無限に広がっていくのが面白いです。

また来月も楽しみです。