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2021年JSAワインエキスパート二次試験を振り返る(赤ワイン)

2021年に合格したJSAワインエキスパートの私の答えた内容をシェアします😉

白ワイン編はこちら

「◯」が付いているのが私の回答、黄色いマーカーが付いているのが、「絶対合格!富田葉子のテイスティング虎の巻」などの資料を確認して「この品種ならこういう選択肢が回答のはず」という代表的なものです。

なので「◯」がついていて黄色いマーカーがついていれば、自己採点で、たぶん正解しているところです。

【3番目】2017年 スペイン テンプラニーリョ

外観 清澄度 ◯1.澄んだ 2.深みのある 3.やや濁った 4.濁った
輝き◯1.輝きのある 2.艶のある 3.モヤがかかった
色調◯1.紫がかった 2.オレンジがかった 3.黒味を帯びた 4.縁が明るい 5.ガーネット/ダークチェリーレッド ◯6.ルビー/ラズベリーレッド 7.トパーズ 8.マホガニー 9.レンガ
濃淡1.無色に近い 2.明るい ◯3.やや明るい 4.やや濃い 5.濃い 6.非常に濃い
粘性1.さらっとした ◯2.やや軽い 3.やや強い 4.強い
外観の印象◯1.若々しい 2.若い状態を抜けた ◯3.軽快な 4.成熟度が高い 5.濃縮感が強い 6.やや熟成した 7.熟成した 8.酸化熟成のニュアンス 9.酸化が進んだ
香り 第一印象 1.閉じている 2.控えめ ◯3.開いている ◯4.チャーミングな 5.強い 6.華やかな 7.濃縮感がある 8.深みのある 9.複雑な
特徴果実/花/植物1.イチゴ ◯2.ラズベリー ◯3.ブルーベリー 4.カシス 5.ブラックベリー 6.ブラックチェリー 7.干しプラム 8.乾燥イチジク 9.バラ ◯10.スミレ ◯11.牡丹 12.ゼラニウム 13.ピーマン 14.メントール 15.シダ 16.ローリエ 17.杉 18.針葉樹 19.ドライハーブ 20.タバコ 21.紅茶 22.キノコ 23.ユーカリ 24.スーボア 25.トリュフ 26.土 27.トマト 28.黒オリーブ
香辛料/芳香/化学物質1.黒胡椒 ◯2.丁子 ◯3.シナモン 4.ナツメグ ◯5.甘草 6.ヴァニラ 7.ロースト 8.生肉 9.乾いた肉 10.なめし皮 11.動物的なニュアンス 12.鉄分 13.グリエ 14.煙、燻製 ◯15.樹脂 16.コーヒー 17.チョコレート 18.ヨード 19.ランシオ
香りの印象◯1.若々しい 2.嫌気的な 3.熟成感が現れている 4.酸化熟成の段階にある 5.酸化した ◯6.第1アロマが強い 7.第2アロマが強い 8.ニュートラル 9.木樽からのニュアンス
味わい アタック1.軽い ◯2.やや軽い 3.やや強い 4.強い 5.インパクトのある
甘み(アルコールのボリューム感も含む)1.ドライ ◯2.ソフトな 3.まろやか 4.豊かな 5.残糖がある
酸味◯1.爽やかな 2.堅い 3.豊かな 4.シャープな 5.なめらかな 6.生き生きとした 7.厳しい 8.攻撃的な
タンニン分1.修練性のある 2.力強い ◯3.緻密 4.サラサラとした 5.ヴィロードのような 6.シルキーな 7.溶け込んだ
バランス1.スマートな ◯2.骨格のしっかりした 3.固い 4.痩せた、乾いた 5.豊満な 6.ジューシーな 7.力強い 8.流れるような 9.ふくよかな
アルコール1.軽め ◯2.やや軽め 3.中程度 4.やや強め 5.強い 6.熱さを感じる
余韻1.短い ◯2.やや短い 3.やや長い 4.長い
評価◯1.シンプル、フレッシュ感を楽しむ 2.成熟度が高く、豊かな 3.濃縮し、力強い 4.エレガントでミネラリー 5.ポテンシャルがある
適正温度1.10度未満 2.10〜13度 ◯3.14〜16度 4.17〜20度 5.21度以上
グラス1.小ぶり ◯2.中庸 3.大ぶり
デカンタージュ◯1.必要なし 2.事前(30分前) 3.事前(60分前) 4.事前(1時間以上)
収穫年1.2015 2.2016 3.2017 ◯4.2018 5.2019
生産地1.フランス 2.アメリカ 3.オーストラリア 4.ニュージーランド 5.イタリア 6.スペイン 7.チリ 8.アルゼンチン ◯9.日本
主なブドウ品種1.ピノ・ノワール 2.がメイ 3.シラー/シラーズ 4.カベルネ・ソーヴィニョン 5.サンジョベーゼ 6.ネッビオーロ 7.マルベック 8.テンプラニーリョ ◯9.マスカットベーリーA 10.メルロ

スペインのテンプラニーリョの場合、JSA試験のテイスティングワインの基準と3,000円前後だと、熟成後に販売されるワインが少なくないため、本来なら外観でそこを捉える必要がありました。

しかし、私の二次試験は結婚式場のような暖色系ライトの間接照明のような感じで少し暗かったこともあり、色調はあまり分からなかったです。

赤系果実の香りが支配的でしたが、色調は濃いのでピノ・ノワールやネッビオーロではない、だとすると何?と悩んだ結果、セニエで濃いめに醸造した日本のマスカットベーリーAと推察して回答しました。

品種は間違えましたが、テイスティングの傾向は悪くなかったでしょうか??

【4番目】2018年 チリ カベルネ・ソーヴィニョン

外観 清澄度 ◯1.澄んだ 2.深みのある 3.やや濁った 4.濁った
輝き◯1.輝きのある 2.艶のある 3.モヤがかかった
色調1.紫がかった 2.オレンジがかった ◯3.黒みを帯びた 4.縁が明るい ◯5.ガーネット/ダークチェリーレッド 6.ルビー/ラズベリーレッド 7.トパーズ 8.マホガニー 9.レンガ
濃淡1.無色に近い 2.明るい 3.やや明るい ◯4.やや濃い 5.濃い 6.非常に濃い
粘性1.さらっとした 2.やや軽い ◯3.やや強い 4.強い
外観の印象◯1.若々しい 2.若い状態を抜けた 3.軽快な ◯4.成熟度が高い 5.濃縮感が強い 6.やや熟成した 7.熟成した 8.酸化熟成のニュアンス 9.酸化が進んだ
香り 第一印象 1.閉じている 2.控えめ ◯3.開いている 4.チャーミングな 5.強い 6.華やかな ◯7.濃縮感がある 8.深みのある 9.複雑な
特徴果実/花/植物1.イチゴ 2.ラズベリー 3.ブルーベリー ◯4.カシス ◯5.ブラックベリー ◯6.ブラックチェリー 7.干しプラム 8.乾燥イチジク 9.バラ ◯10.スミレ 11.牡丹 12.ゼラニウム 13.ピーマン 14.メントール 15.シダ 16.ローリエ 17.杉 18.針葉樹 19.ドライハーブ 20.タバコ 21.紅茶 22.キノコ 23.ユーカリ 24.スーボア 25.トリュフ 26.土 27.トマト 28.黒オリーブ
香辛料/芳香/化学物質1.黒胡椒 2.丁子 ◯3.シナモン ◯4.ナツメグ ◯5.甘草 ◯6.ヴァニラ 7.ロースト 8.生肉 9.乾いた肉 10.なめし皮 11.動物的なニュアンス 12.鉄分 13.グリエ 14.煙、燻製 15.樹脂 16.コーヒー 17.チョコレート 18.ヨード 19.ランシオ
香りの印象◯1.若々しい 2.嫌気的な 3.熟成感が現れている 4.酸化熟成の段階にある 5.酸化した 6.第1アロマが強い 7.第2アロマが強い 8.ニュートラル ◯9.木樽からのニュアンス
味わい アタック1.軽い 2.やや軽い ◯3.やや強い 4.強い 5.インパクトのある
甘み(アルコールのボリューム感も含む)1.ドライ 2.ソフトな ◯3.まろやか 4.豊かな 5.残糖がある
酸味1.爽やかな 2.堅い 3.豊かな 4.シャープな ◯5.なめらかな 6.生き生きとした 7.厳しい 8.攻撃的な
タンニン分1.修練性のある 2.力強い ◯3.緻密 4.サラサラとした 5.ヴィロードのような 6.シルキーな 7.溶け込んだ
バランス1.スマートな 2.骨格のしっかりした 3.固い 4.痩せた、乾いた 5.豊満な 6.ジューシーな 7.力強い 8.流れるような ◯9.ふくよかな
アルコール1.軽め 2.やや軽め ◯3.中程度 4.やや強め 5.強い 6.熱さを感じる
余韻1.短い 2.やや短い ◯3.やや長い 4.長い
評価1.シンプル、フレッシュ感を楽しむ ◯2.成熟度が高く、豊かな 3.濃縮し、力強い 4.エレガントでミネラリー 5.ポテンシャルがある
適正温度1.10度未満 2.10〜13度 3.14〜16度 ◯4.17〜20度 5.21度以上
グラス1.小ぶり ◯2.中庸 3.大ぶり
デカンタージュ◯1.必要なし 2.事前(30分前) 3.事前(60分前) 4.事前(1時間以上)
収穫年1.2015 2.2016 3.2017 ◯4.2018 5.2019
生産地1.フランス 2.アメリカ ◯3.オーストラリア 4.ニュージーランド 5.イタリア 6.スペイン 7.チリ 8.アルゼンチン 9.日本
主なブドウ品種1.ピノ・ノワール 2.がメイ ◯3.シラー/シラーズ 4.カベルネ・ソーヴィニョン 5.サンジョベーゼ 6.ネッビオーロ 7.マルベック 8.テンプラニーリョ 9.マスカットベーリーA 10.メルロ

3番目のワインと比較すると、4番目のワインは黒系果実が強く、樽の香りもあります。力強さがあるので、ニューワールドのワインかな、と推測しました。

私は品種当てゲームがかなり苦手なので、品種はえいや!でオーストラリアのシラーズを選びました。実際はチリのカベルネ・ソーヴィニョン。惜しかった〜(?)