手作りタルト・フランベとシャンパーニュのペアリング
シャンパーニュを手に入れた
イエノミライフさんで田邉鬼コスパ シャンパン3本セット +花柄シャンパン1本プレゼントという素敵なセットを見つけました。せっかくの年末年始。シャンパーニュを傾けながら年を越したい。そう思いまして、発売と同時に購入いたしました!
シャンパーニュの素晴らしいところは、どんな食事にも合うところだと信じてやまない私。むしろ、ペアリングしたいお料理が見つからないほどです。
アルザス料理への憧れ
さかのぼること1ヶ月以上前。偶然、Instagramでサントリーさんのtable tripという広告を見かけるようになりました。
「table trip」は、いろいろな国の料理と
その料理にぴったりのお酒が届く、ちょっと特別な日のためのミールキットです。
まるでその土地を訪れ、旅するような食体験を。
まさに私が好きなキーワードが詰め込まれたような素敵なミールキットです。11月はフランス・アルザス地方のワイン(リースリング)に、郷土料理のタルト・フランベとベックオフのセット!欲しい!ポチリ。
しかしお値段7,500円+クール便配送料か…。うむー。お財布と相談…うむー…。一旦考え直そう。カートから削除。
でも欲しい!ポチり…でも削除。
そんなことをしている間に、注文期間は過ぎていきました。
それでもアルザス料理は食べたいと思い、タルト・フランベの作り方を調べてみました。
https://www.cotta.jp/special/article/?p=7966
すると、材料さえあれば、まあまあ簡単そうにできそうということに気づいてしまったのです。そう。材料さえあれば。
もっとも家にない確率が高いのは、フロマージュブランあるいはサワークリームでしょうか。しかし、ヨーグルトメーカーでサワークリームを作れることを知っていた私は、とりあえず、生クリームとヨーグルトをヨーグルトメーカーに入れて、サワークリームを作っておいたのです。
サワークリームを作ることばかりに気を取られ、タルト・フランベを作りたいということをすっかり忘れていた私。
シャンパーニュとどんなお料理を合わせてみようかな〜と考えていたら、なぜか家にサワークリームがあったんですよね。そしてやっと思い出したのです。「そうだった、タルト・フランベを作りたかったんだ!!」と。
前置きが長くなりましたが、さっそく人生初!タルト・フランベを作りました。
タルト・フランベの作り方
まずは生地づくり。強力粉、薄力粉、水、えごま油、塩を混ぜ、ひとまとめにして休ませます。
生地を休ませている間に、具材である玉ねぎとベーコンを切って行きます。
生地を薄く伸ばします。形は丸くても四角ても良いみたい。
生地の上に、サワークリームを薄く伸ばします。
具材を並べ、塩コショウ、そしてナツメグを振ります。
250度に余熱しておいたオーブンに入れて、13分焼いてできあがり。
ペアリング体験
合わせるのは、G.X. クロシェ アコード ド ブラン ブリュット ブラン ド ブラン。「ブランドブラン」は日本語で「白の白」という意味になります。白ブドウを使って作られる白ワインということで、このシャンパーニュも、代表的な白ブドウであるシャルドネを100%使って作られたシャンパーニュです。
サワークリームの爽やかな酸味とちょうどよく合っていて、すごく美味しい!生地は薄焼きで食感も軽く、油っぽい感じもないので、シャンパーニュのボリューム感に合ってて、お酒が進む進む。
お料理とワインのペアリングの基本ルールの中に「その土地の料理と、その土地のワインを合わせる」というのがあります。
その理論に則ると、今回のシャンパーニュとアルザス料理は、ちょっとルール通りではないのですが、そんなことは全く関係のない相性の良さでした。
今回初めて知ったのですが、タルト・フランベは、ドイツにも同じ食べ物があるらしく、そちらはドイツ語で「フラムクーヘン」というそう。
「フラム」Flam??英語で炎を表すFlameに似てるな〜って思ったら、それでした。
タルト・フランベの「フランベ」も炎を表すみたいなので、同じですね。いずれも、日本語にすると「炎のケーキ」!!
アルザス地方は、今でこそフランスですが、実に400年もの間、ドイツ領だった歴史があるので、言葉は違えど料理は同じといったところでしょうか。
この写真、私がずっとずっと前にアルザスに行った時の写真です。フランスの建物は、石が使われていることが多いと思うのですが、この木組みスタイルはドイツ国境近くの、アルザス特有のものらしいです。
ドイツっぽいと言われれば、そんな気もします。ドイツ、行ったことないけど。
というわけで、シャンパーニュとタルト・フランベのペアリング、最高でした!