南アフリカのワイン業界に輝く女性醸造家のワイン
今日は素敵なワインをご紹介します。
南アフリカのステレンボッシュで醸造に携わる黒人女性ワイン醸造家、ヌツィキ・ビエラさんがつくる「アスリナ」です!このワインには、彼女の個性と情熱が詰まっています。
アスリナについて
2004年、大学を卒業したヌツィキさんはワインメーカーで経験を積み、独立への夢を抱いていました。その夢は早くも2006年、手がけた赤ワインが国際的な金賞を獲得する形で実現。2009年には「ウーマン・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、彼女の輝かしいキャリアの一端を刻みました。
2015年、ヌツィキさんは独自のブランド「アスリナ」を設立。彼女は南アフリカのワイン業界において、黒人女性としての誇りと情熱を注ぎ込んでいます。アスリナは、その土地の歴史や彼女のルーツを感じさせる特別なものとなっています。
南アフリカのワイン業界において、黒人および女性の存在が限られている中、彼女は社会の期待と責任を背負い、後進の指導にも熱心に取り組んでいます。彼女の成功は単なるワイン製造にとどまらず、多様性と才能が紡ぐ南アフリカの新しい物語を象徴しています。
我が家の晩ごはんペアリング
こちらのワイン、以前から存在は知っていたのですが、お菓子教室の先生、エリーさんに勧められたこともあり、水天宮の南アフリカワイン専門店アフリカーさんで買いました!
アフリカーさんは会社が近く、時々お邪魔するのですが、聞いた話では、南アフリカワインはフランスワインとカリフォルニアワインの間くらいのパワフルさで、飲みやすく美味しいワインが多いのが特徴。さらに、価格もそんなに高額ではないので、コストパフォーマンスも良いのだそう。
実際、私も試飲させていただいたり、購入させていただいているのですが「フランスワインでこの飲みごたえなら8,000円くらいしそう」なワインが4,000円くらいで買えたりするんですよねー。
2,000円未満のワインも多いですし、なかなか面白い生産国です。
南アフリカのワイン業界は、いまだに白人の力が強く、経営層や醸造家は白人の皆さまの顔が並んでいるイメージ。そんな中、黒人、しかも女性のヌツィキさんの存在を知って、絶対飲んでみたい!って思ったんです。
「ウムササネ」はカベルネ・ソーヴィニョン主体で、カベルネ・フランなどがブレンドされたボルドースタイルの赤ワイン。
味わいはとってもパワフルだったので、赤身のお肉に合うだろうな〜と思い、牛肉プルコギを合わせてみました。
スーパーで買った、味付け済みのプルコギだったので、ちょっと甘みが強かったのですが、ワインを合わせると、甘みがスッと消えて、大人の味わいに変身!
でも、もっとステーキとかハンバーグとか、力強い肉料理の方が合ったかもな〜。また買おう。