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MOMOさんのマリアージュセット:ラムチョップとお野菜のグリル焼き

最近ワインペアリングの面白さに目覚め、ハマっています。

先日、「家庭料理×ワイン マリアージュを研究する料理家 MOMO’s マリアージュ ワイン8本セット」を購入しました。

(※上の画像から、楽天市場の売り場に飛べます)

今日作ったのはラムチョップとお野菜のグリル焼きです。

合わせるワインはこちら。

ビニサレム・マヨルカ・クリアンサ・ホセ・L・フェレール

静かな早朝の森の中。朝露に濡れた土や草木の香り。ハーブ、きのこ、シナモンやナツメグのようなほんのり甘いスパイス感とチョコレート。柔らかでまろやかな飲み心地。

ブドウ品種はマントネグロ、カベルネ ソーヴィニヨン、テンプラニーリョ、カレット、シラーで、ビンテージ2017年です。

本日のお料理、お手本はこちら。

『ラムの柔らかな食感と旨み、グリルした香ばしくもほっくり甘いお野菜。それらをまとめるバルサミコの酸味。まるで、森の中でゆっくり焚き火の音に耳を傾けつつ採れたての食材をいただくような…ゆっくり楽しみたいマリアージュです』

美味しそう!!

で、私が作ったのはこちら。

見た目が全然違うのは、私がラムチョップではなく、ただの厚切りのラム肉を買ってきたからですね。

以前の「鶏のソテー金柑ソース」でも、骨つきではない普通のお肉を使っちゃいました。

今回のワイン、スペインのマヨルカ島の赤ワインです。っていうか、マヨルカ島ってどこだっけ?

ここでした。

地中海に浮かぶ、なかなか大きめの島なんですね。こんなところにこんな島あったっけ?全然気づきませんでした。

スペインワインは、熟成期間によって表示が変わります。

赤ワインの場合、

  • クリアンサ(Crianza):最低24ヶ月(うち樽で6ヶ月)以上熟成
  • レセルバ(Reserva):最低36ヶ月(うち樽で12ヶ月)以上熟成
  • グラン・レセルバ(Gran Reserva):最低60ヶ月(うち樽で18ヶ月)以上熟成

今回のワインはクリアンサで2017年ビンテージだから、リリースされてからすでに3年くらいは経過していそう。クリアンサは、基本的にそこまで長期間の熟成向きではないこともあり、このワインも少し熟成感が出てきてました。香りの中に、熟成によって出てくる土っぽさ、キノコっぽさがあり、それがお野菜のキノコにすごく合う!

タンニンも溶け込んでいて、収斂性を全然感じないし、ミディアムボディくらいだから、ラムの優しいボリューム感にピッタリ!

バルサミコソースともマッチして、すごく美味しかったです!

自分で料理本からレシピを選ぶと、普段、作り慣れている料理ばかりを選んでしまいがちなのですが、MOMOさんのレシピでは、できるだけレシピ通りに作るようにしています。

なので、このマリアージュレシピシリーズは、自分にとって馴染みのないものを使う、良い機会になっています。

今回のレシピの場合だと、ラム肉とか、魚焼きグリルとかは、普段あまり使わない食材&調理器具。ラム肉にいたっては、人生で初めて購入しました!どこで売っているかすら知らなかったのですが、インターネットで色々調べて、はるばる肉のハナマサまで買いに行ったり(笑)ルーティン化している日常に、少しだけ冒険要素が加わって、すごく新鮮な気持ちになれます。

お料理とワインのマリアージュ、ホント楽しい〜。