2021年JSAワインエキスパート二次試験を振り返る(白ワイン)

2020年はWSET Level.3と同じタイミングで受験してしまったため、ワインエキスパートの二次対策を全然しないまま受験し、見事不合格となりました。

2021年はその反省を生かし、一応、独学で勉強しました！テイスティングのやり方自体はWSETのスクールで基本的なことは学んだので、JSAの試験の答えかたを覚えるのが手っ取り早いかな、と考えたためです。

赤ワイン編はこちら。

JSAワインエキスパート二次試験対策教材

教材は、主に佐々木先生のYoutubeを見ました。

あとは、代表的なワインにどのような香りが含まれるかを覚えるために、「絶対合格！富田葉子のテイスティング虎の巻」も読みました。

WSETでスクールに通い、主要なブドウ品種はブラインドテイスティングでだいたい分かるものの、JSAで出そうなちょっとだけマイナーな品種はブラインドでは分からないレベルです。にもかかわらず、勉強の時はだいたい、上記の教材をつかってドライテイスティングで乗り切りました。佐々木先生のYoutubeを見て、こういうワインの系統が出たらこう答える、という回答方法が、だいたい決まっていそうだと分かったからです。

外観を見たら「澄んだ」「輝きのある」以外に答えはない！とか、そういうJSA特有の回答方法を覚えることに専念しました。

というわけで、お恥ずかしながら実際の私の回答を公開します。「◯」が付いているのが私の回答、黄色いマーカーが付いているのが、「絶対合格！富田葉子のテイスティング虎の巻」などの資料を確認して「この品種ならこういう選択肢が回答のはず」という代表的なものです。

なので「◯」がついていて黄色いマーカーがついていれば、自己採点で、たぶん正解しているところです。

【１番目】2019年 フランス リースリング

私はフランスのリースリングが好きで、結構頻繁に飲んでいます。なので、これはフランスのリースリングだとなんとなく分かりました、収穫年については、基本的に全く分からないので、１番目も２番目も、適当に2018年を選びました。失敗した…。

【２番目】2019年 フランス ヴィオニエ

特徴的なのは白バラの香りでした。華やかなバラ系の香りのアロマティック品種。選択肢の中ではヴィオニエ、トロンテス、ゲヴェルツトラミネールあたりでしょうか。私はこれらの違いがよく分からないので、えいや！でゲヴェルツトラミネールを選びましたが、正解はヴィオニエでした。

イタリアを選んだのも、生産地が全然分からなかったから(笑) 冷静に考えると、ヴィオニエかゲヴェルツトラミネールならフランスとドイツくらいが確率高めな回答なんですけど。なぜかイタリア選んでしまった…。

１番と比較してアルコール度数が高かったので、その違いはちゃんと選択できたかなと思います。

こんな感じで、品種当てゲームがとても苦手だし、案の定、ブドウ品種も収穫年も生産地も間違いだらけでしたが、外観、香り、味わいをきちんと答えられた(？)から合格できたのかな、と思います。