Château Lascombes(シャトー・ラスコンブ)訪問しました

メドック格付け2級のChâteau Lascombes(シャトー・ラスコンブ)を訪問しました。ラスコンブの畑は120ha。そのうちの50%がメルロー、45%がカベルネ・ソーヴィニヨン、5%がプティ・ヴェルドです。カベルネ・ソーヴィニヨンの樹齢は60〜65年のものもあるそうです。

シャトー名は1625年生まれの最初の所有者、シュヴァリエ(騎士)ラスコンブに由来します。
この写真のシャトー・ラスコンブの優雅なお屋敷はシャトーのアイコンそのもので、エチケット(ラベル)にも採用されています。

Château Lascombes

醸造所へ行くために、お屋敷の裏手の方へと回りました。周りには実際のブドウ畑もありますが、お屋敷のすぐ裏には、AOCボルドーで使って良いとされる6種類のブドウの木が植えられています。

Château Lascombes

ここで「AOCボルドーで使って良い」というのがどういう意味か?について簡単にご説明します。フランスやヨーロッパでは、ワインに関する法律が厳格に定められています。「AOCボルドー」とエチケット(ラベル)に記載して良いワインは、決められた栽培方法によって育てられたブドウで、決められた地域のみで収穫された、決められた品種のブドウから、決められた方法で醸造されたワインのみなのです。

AOCボルドー(赤ワイン)の場合は、2019年の現時点ではカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベック、カルムネールの6種類が認められています。

しかし今年、厳しい気候変動の影響で、さらに7種類のブドウがAOCボルドーに認められることになりました。来年以降、植樹が開始されるそうです。近い将来は今とは違う品種のブドウも使ったワインがリリースされるのは楽しみです。

話を戻します。こちらがシャトー・ラスコンブの醸造所です。

Château Lascombes

こちらが1階から見える景色です。1階に樽、2階にタンクがありますが、実は3階にも作業場があり、そちらでブドウを絞るのだそう。自然の重力の力に任せて、ワインが下に落ちてくるそうです。

Château Lascombes

そしてセラーはとても現代的です。樽が入っていない夏の時期にはコンサート会場として使われているのだそう。

Château Lascombes

セラーの奥には鉄格子のスペースがあります。中に入ると、年代物のお宝ワインがたくさん眠っていました。こちらのワインは記者さんなどの大切なお客様が来ると、おもてなしのためにサーブされるのだそうです。

Château Lascombes Château Lascombes Château Lascombes

最後はテイスティング。セカンドワインのシュヴァリエ・ド・ラスコンブとファーストワインのシャトー・ラスコンブをいただきました。

Château Lascombes

今回、短めの動画も作ってみたので、instagramのリンクを貼っておきます。音楽が出るので気をつけてください!