この記事では、フランス ボルドーの有名なチョコレート屋さん、マドモワゼル・ド・マルゴーをご紹介いたします。
マドモワゼル・ド・マルゴーとは?
マドモワゼル・ド・マルゴー(Mademoiselle de Margaux)はボルドーのマルゴー村に1969年に設立されたチョコレート屋さんです。店名にある「マルゴー」は、本店が位置する地名ですが、マルゴーといえばワインのメドック格付け1級のシャトー・マルゴーで有名な村です。
私はマルゴー村の本店と、ボルドー市内にある支店の両方を訪れましたが、どちらも価格は一緒ですし、品揃えも同じくらいでした。どちらの店舗でも無料で試食ができるので、お気に入りの品をお土産に買って帰ることができます。
下のGoogleマップは本店の様子です。イメージカラーである可愛らしいパステル・ブルーの看板が目立つので、分かりやすかったです。
ちなみに、シャルルドゴール空港にもいくつか売っていたので、わざわざボルドーに行かなくとも購入することは可能です。
オススメ商品
サルマン・デュ・メドック
私がお土産で購入したのは「サルマン・デュ・メドック(Sarments du Médoc)」といううねうねと曲がったスティックチョコレートのキャラメル味です。
サルマン・デュ・メドックができたのは1981年。マドモワゼル・ド・マルゴーが開店してから12年後のことです。故障により、チョコレートスティックを作る機械のパイプの1つが詰まってしまい、見たこともないような、薄くしなやかな形のスティックができました。「これはまるで地元のブドウの木のようだ!」と言うことで、新製品のサルマン・デュ・メドックが誕生したそうです。特徴的な形状は、偶然の産物によるものだったわけです。
サルマン・デュ・メドックは誕生からわずか2年後の1983年に、アメリカで開催されたファンシー・フード・ショーで、最高の菓子製品に贈られる「キャンディ・アワード」をみごと獲得しました。
いろいろと試食をさせて頂いた結果、サルマン・デュ・メドックのキャラメル味を選びました。私はキャラメルの香りと味が大好きなのです。購入したのは大きいサイズ。価格は8.80ユーロでした。
ギネット
マドモワゼル・ド・マルゴーにはもう一つ、名物商品があります。ギネット(Guinettes)というチョコレートなのですが、チェリーをアルマニャックやキルシュで包み、ダークチョコレートでコーティングされています。3つの味わいの調和を楽しめる、大人味のチョコレートです。
美味しいですが、洋酒がかなり効いていてアルコールが強めなので、その点だけちょっと注意が必要かもしれません。
ギネットは2009年に、ニューヨークで開催されたファンシー・フード・ショーでSOFI賞を獲得しています。
まとめ
マドモワゼル・ド・マルゴーのチョコレートは、どれも濃厚な味わいと上品な甘さがあり、とても美味しかったです。パッケージもとても可愛いので、女子旅のおみやげにも最適だと思いました。
インフォメーション
Mademoiselle de Margaux
公式Webサイト
本店
住所:1 route de l’Ile Vincent 33460 MARGAUX
開店時間:
・月曜日〜土曜日: 10時〜13h/ 14時〜18時30分
ホルドー店
住所:65 rue des Remparts 33000 Bordeaux
開店時間:
・月曜日: 14時〜19時
・火曜日〜金曜日:10時30分〜19時
・土曜日:10時30半〜13時/ 14時〜19時