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ワイナリー巡り:CHANDON(アメリカ/ナパ・ヴァレー)

アメリカ・カリフォルニアのナパ・ヴァレーにあるシャンドン(CHANDON)を2023年8月に訪問しました。

私の旅程はこちらからご覧いただけます。

暑い夏には泡が飲みたくなるのである

セントヘレナにあるベリンジャーの訪問を終え、正直、こう思っていました。

もうカベルネ・ソーヴィニョンは飲みたくない…

いくらカリフォルニアが地中海性気候で湿度が低く、日本の蒸し暑い夏と比べて快適だとしても、暑いことに変わりはないのです。霧の影響で、朝こそ15度前後と長袖でないと寒いくらいですが、10時を過ぎる頃には雲一つない快晴。気温は35度くらいまで上がります。

調子に乗って自転車で炎天下の中を動き回り、熱中症で倒れかかったその翌日。アラフォーで、もう若くもないのですから、ナパ・ヴァレー3日目ともなると疲れるわけです。

カベルネ・ソーヴィニョンや樽の効いたシャルドネって、どちらかというと晩秋から冬にかけて飲みたくなるワインじゃないですか。牛肉やラム肉のステーキとか、お肉たっぷりのハンバーグとか、シャルドネならチキンのクリーム煮とか、そういうお食事に合わせて食べたくなるんですよね。

じゃあ、こんな炎天下には何が欲しくなるかって。そりゃもう泡。スパークリングワインしかありませんよ。シュワシュワ、シュワシュワ。

この辺で有名なスパークリングワインのワイナリーといえば!

シャンパーニュ地方の大手シャンパンメゾン「モエ・エ・シャンドン」が手がけるCHANDON(シャンドン)!それしかない!

モエシャンといえばドンペリニョンです。夜の街ではドンペリドンペリって言われていますが、元々は昔の僧侶のお名前です。

Dom Pierre Pérignon

そしてこちらはエペルネにあるモエ・エ・シャンドンの本社。ドンペリニョン像は、その敷地内に建立されています。

Moet & Chandon

私がシャンパーニュ地方に行った時は、11月で恐ろしく寒かったのですが、今回は違います。暑くて喉もカラカラ。体が泡を欲しているのです。

ベリンジャーを後にした私は、すっかり慣れた様子でバスに乗り、シャンドンのあるヨントヴィルへと向かいました。降りる場所はGoogleマップを見て、このバス停は近そうだと思ったところで降りました。しかし、もう一つ先の停留所の方がシャンドンに近かったです。残念。

シャンドン訪問

バス停からしばらく歩くと、看板が見えてきました。ここがきっと入り口です。

ここから建物のあるところまで、長いアプローチをさらに歩いていきます。

地中海性気候っぽく、オリーブとか生えてました。

ようやく本当の入り口に着きました!テイスティングもできるようでしたが、ワインショップだけ見て帰ることにしました。疲れすぎ(笑)

ワインショップには様々なスパークリングワインが並んでいます。あと、グッズも可愛いんです。麦わら帽子とか売ってて。思わず買いたくなりましたが、冷静さを保って、ワインだけ買いました。

ショッピングバッグもまた、フランスの高級ブランドCH⚫️NELみたいで可愛い〜!

シャンドンは、他のナパのワイナリーと違って、「外国人から見たアメリカの自由な雰囲気」がすごく表現されてる気がしました。他のワイナリーはヨーロッパっぽく正統派な雰囲気にしている一方、シャンドンはヒッピーで自由なアメリカの良さを感じることができて、私はとても好きな雰囲気でした。

だってアメリカって、こういうイメージじゃないですか。

テイスティングも、このテントの中で提供されてる?っぽく、仲間がいたら絶対楽しそう!でも寂しい一人旅では、こんなテントの中には入れなかった…気持ち的に。いつかリベンジしたい!

というわけで、テンションが上がって撮影した動画の置き場に困り果てたので、適当に繋げてみました。

ヨントヴィル散策

セントヘレナまではバスで帰るのですが、30分くらい待つ必要があったので、ヨントヴィルの街の中を散策しました。

街角にアートが色々置いてあって、素敵な場所でした。

星条旗と一緒に掲げられているのは、カリフォルニアの州旗でしょうね。カリフォルニアといえば、このクマちゃんなのです。

この建物は、ミシュラン三つ星レストラン「フレンチ・ランドリー」です。

しかし今日のディナーは、先ほど買ったシャンドンのロゼに、フランスのチーズやサラダを合わせたもの。夏バテかな(笑)

インフォメーション

CHANDON
公式ホームページ:https://www.chandon.com/
住所:1 CALIFORNIA DRIVE YOUNTVILLE, CA 94599 アメリカ合衆国