Top

イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門

¥ 2,970

カテゴリー:

説明

ソムリエやワインエキスパートといった、JSA(日本ソムリエ協会)の資格取得のために勉強した方が、WSETのレベル3の講座に通わず、資格も取らないけれど、WSETの教科書を読み物として取り寄せて読んでいらっしゃる場面を何度か目撃しました。
WSETの教科書は、もちろん良書ではありますが、すでにJSA資格の勉強をされたほど知識がある方が教科書だけ取り寄せて読むくらいなら、この本の方がずっと充実しています。

WSETレベル3の学習要項はSpecification(仕様) に全て明記されています。「イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門」でカバーしているのは、Specification(仕様)の中の「範囲 3:スタイル、品質、価格に影響を及ぼすワイナリーにおける人的要因」の部分となります。こちらの本の方が、非常に細かい情報も載っていて教科書よりもずっと濃い!

JSAのソムリエ教本は、醸造の部分の説明はあまりされていません。技法の名称だけ覚えるだけと言っても過言ではないでしょう。そもそも、ソムリエという職業上、目の前のワインがどうやって作られたか以上に、提供するワインとお料理を見事にペアリングさせ、目の前のお客様に満足してもらうことの方がずっと重要です。ソムリエ教本は、そうした部分に注力していると思います。

それでも醸造の部分を知れば、ワインをもっと深く知ることができるということから、WSETに白羽の矢が立っているのかもしれません。

しかしWSETの教科書はイギリスから取り寄せるため、非常に高額です。あの薄さ…と言ったらなんですが、あれで1万円もするのは「資格取得」という名目があるからこそ出せる金額。資格を取らないなら、もっと他にも良書はありますよ。ということで、こちらの本をオススメさせていただきました。

WSETの教科書でもたった30ページしか割かれていない醸造のお話が、なんと512ページにも渡り説明されていて、お値段は1/3!!絶対損はしないと思うんですけどね。

ちなみに私はWSETを英語で勉強&受験しましたが、日本語での説明も欲しかったので、WSETの教科書で分からないときは、こちらの本にお世話になりました。要するに、ちょっとした辞書のように使ったわけです。こういう使い方もありますよ、というご紹介でした。