【ワイン】ボーモン・シュナン・ブラン

先日、WSETの友人とのブラインド・テイスティング会に参加しました。その時に私が選んだ「ボーモン・シュナン・ブラン」というワインについて調べてみました。

購入した経緯

条件は500円〜3,000円の価格帯で、WSETのSpecification規定(資格&試験概要のようなもの)に掲載されている品種&産地であること。

テキストやSpecification規定を読み、どういうワインにしようか悩んだ挙句、私が購入したのはBeaumont Chenin Blanc(ボーモン・シュナン・ブラン)2018というワインです。

ワインの紹介文はこちら。

ボーモン・ワイナリーは南アフリカのケープ地方の南、喜望峰に近いウォーカーベイ地区にてワインを生産しています。そのため海流の影響を受けて全般的に冷涼な気候が特徴となっています。特に白ワインの酸味がとても透明感があり、味わいは繊細で上品。所有している畑は34ヘクタールと小規模ですが、代々続く家族経営の蔵で、歴史は1700年代までさかのぼります。もともと白ワインに向いている土地ですが、すぱらしい白ワインのために他にも様々な工夫をしています。フレッシュな酸味を残すために早朝に収穫を行ったり、その収穫も熟度によってブドウの樹を選びながら行われたりします。また、自然な香りを大事にするために一貫して低温で管理、発酵させます。 このワインは、得意のシュナン・ブランをあえて樽を使用せずにスッキリと仕上げたタイプ。フローラルな香りと、フレッシュでフルーティーな味わいは、魚介との相性がよくお食事をより楽しめます。

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ヴィノスやまざきさんで買いましたが、Amazonでも購入できるみたいです。

シュナン・ブランについて

ボーモン・シュナン・ブランは、シュナン・ブランというブドウ品種(白ブドウ)から作られています。

シュナン・ブランの生産地で一番有名なのはフランスのVouvray(ヴーヴレ)

パリ旅行に行くと「ロワールの古城巡り」というツアーがあります。パリから日帰りで行ける場所に点在する、歴史あるお城を見学に行くツアーです。

このロワール地方、ワイン産地としても有名で、ロワールの古城巡りの拠点として有名なトゥールという街の近郊にあるのがヴーヴレなのです。

そしてもう1つの有名な産地が南アフリカ。西ケープ州の広域に渡って栽培されています。

シュナン・ブランという葡萄品種は、どのような栽培環境でも、高い酸を保てることが特徴です。通常、ブドウは寒い気候で育つと酸が高く、暖かい気候では酸が低くなります。しかし、シュナン・ブランにはその法則が当てはまらないのです。

風味の特徴は、青りんごやレモン、アプリコット、パイナップル、マンゴーのような爽やかな香りと味わいを持つ品種です。

ボーモン・ファミリーというワイナリーについて

ボーモン・シュナン・ブランを生産しているのは、ボーモン・ファミリーというワイナリーです。

ボーモン・ファミリーがどこにあるかというと、希望峰のほど近く、ウォーカー・ベイ地区のボット・リバーというところです。地図で見るとこの辺りです。

ウォーカー・ベイは南アフリカの有名なワイン産地です。南から強い海風が吹いて来るので、南アフリカの他の場所と比べて涼しいのが特徴です。シャルドネやピノ・ノワールといった品種も栽培されています。

ボーモン・ファミリーは家族経営のワイナリーで、東インド会社により1700年代に設立されました。1940年代に、まずはワインビジネスを開始しましたが、1960年代後半まで、ワイン生産はしていませんでした。

1974年、ジェーン・ボーモンとラウル・ボーモンがカンパーニュ・ドリフトに畑を移し、ブドウ栽培を始めました。しかしながら、実際にワインを生産できたのは、数年後のことです。

以来、ボーモン家の名前でワインを作り続けています。後世に渡る農業と自然との共存により、現在ではこの地域の中でも最も素晴らしいブドウ畑となりました。ワイン作りにおける新しいアプローチにより、これらのブドウは、特にバランスのとれた、伝統的で職人的なワインとなります。農場はたくさんの鳥類に囲まれ、梨やアーモンド、オリーブも栽培されています。

農場の歴史が長いため、この地方の典型的な建築であるオーバーバーグ建築を有しています。真っ白に塗られた家屋や納屋と、黒のブリキ屋根が特徴的です。元の建物は古風な趣のあるコテージとして美しく修復されており、農場には国内で最も古い作業水車があります。

ワイナリー訪問も受け付けているようです。とても素敵なワイナリーなので、行ってみたいですが、南アフリカは遠いですね!

公式HP: https://www.beaumont.co.za/please-call-us

ボーモン・シュナン・ブランについて

最初のヴィンテージである1996年以来、シュナン・ブラン本来の味わいを活かすスタイルのワインを作り続けています。

樽を使わず、ステンレスタンクで醸造することで、すっきりと仕上げています。

ヴィノスやまざきさんのHPには「フローラルなアロマ、アプリコットやメロンのようなニュアンス」と書いてありました。

私がブラインドテイスティングした際は、フレッシュな青りんご、グレープフルーツ、白桃、少しメロンの香りを感じました。

  • 辛口で酸味が高い
  • 軽めのミディアムボディー
  • 樽の香りがついていない

以上のような特徴から考えたペアリングはこちら

  • 白身魚のカルパッチョ
  • 魚介のマリネ
  • キャロットラペ
  • ベビーリーフのサラダ
  • 魚介のムニエル etc…

WSETの結論(5段階評価)からすると、ボーモン・シュナン・ブランは上から3番目の「良いワイン」となります。

早飲みタイプなので複雑性や余韻の長さはありませんが、酸味の高さは豊かな果実味とバランスが取れていますし、シュナン・ブラン本来の特徴もしっかり出ていて良いですね。美味しいワインでした!