失敗しないツアーパンフレットの見極め方

TBSの「林先生の初耳学」という番組で、失敗しないツアーパンフレットの見極め方が紹介されていました。

元JTB社員のツアーパンフレットフリークこじま観光さんによれば、ほとんどの人が旅行の選び方を失敗しているそう。

こじまさんは行きたい国と日数を聞かれれば、どのくらいの金額で行けるか分かるそうです。例えば「ロンドン&パリ1週間旅行」なら約25万円。さらに、北京経由のフライトを選べば22万円まで安くなるそうです。

安さのカラクリは、北京経由(日本〜北京へ行き、飛行機を乗り継いで北京〜ヨーロッパに行く)便だと日本〜ヨーロッパの直行便よりも需要が低いので、その分安く行けるのだそう。

旅行で失敗しないパンフレットの読み取り方

観光ツアー編

パンフレットが読み取れるかどうかで楽しめるか決まってしまうそうです。適当に選ぶと失敗するかも…。

調べるべきポイントも紹介されていました。例えば「世界遺産をめぐるフランスパリ6日間」というツアーが掲載されていたとします。

ルーブル美術館に立ち寄るスケジュールになっていたとして、チェックしたいポイントがこちら。

  • 「入場観光」…中に入って観光できるという意味
  • 「車窓観光」…バスでルーブル美術館の前を通るだけ
  • 「下車観光」…観光地での写真撮影はあるものの、中には入れないという意味

せっかくルーブル美術館で有名な美術品を見ようと思っていても、車窓観光や下車観光では中には入れないということなので、注意が必要!なのだそうです。

オーシャンビュー編

ハワイなどのビーチリゾートではオーシャンビューの部屋が人気です。しかし、眺望を期待していると「思ったほど海が見えない」とがっかりするケースも少なくないそうです。

というのも「オーシャンビュー」と言っても、実は「どのくらい海がみえるか」については定義がないのだそう!

そうは言っても、ホテルの窓から美しい水平線がバーン!と見えるのと、ビルの隙間からちょこっと見えるのとでは全然違いますし、そこをはっきりとさせないとクレームにつながってしまいますから、ホテルの裁量で目安となる表記を決めているそうです。

パーシャルオーシャンビュー

海がちょっとだけ見える部屋をパーシャルオーシャンビューと呼びます。「パーシャル(partial)」は英語で「部分的な」という意味の単語です。ビルの隙間から海がほんの少しだけ見えるだけでもパーシャルオーシャンビューとされるそうなので、少し注意が必要ですね。

オーシャンフロント

一方、開放的に見えるオーシャンビューは「オーシャンフロント」と呼ばれています。価格は2〜3万円くらい高額になるそうです。

パンフレットの選び方

パンフレットには、分厚くてカラーで内容も充実したパンフレットと、2色刷りのペラペラなものとありますが、ツアーの値段的にはペラペラ2色擦りの方が断然お得!だそうです。

例えば3泊5日のパリ旅行。実際のパンフレットで同じ出発日、同じクラスのホテルで比較したところ…

  • カラー分厚いパンフレット 約24万円
  • 2色刷りのペラペラ 13万8800円

と、2色刷りペラペラのパンフレットの方が約10万円も安かったのです!

安さの秘密も紹介されていました。

旅行会社は飛行機の座席やホテルの部屋をあらかじめ割り当ててもらっているそうで、日程が近づいても埋まらない場合は料金を下げてでも何とか売り切ろうとするそうです。

その値下げされたバージョンのツアーを載せているのが2色擦りペラペラパンフレット。売り残ったツアーを作り直して作っているから、簡素なパンフレットになっているそうです。

ただし、出発間際のセール品のため、日程や飛行機の座席などには縛りがあるので注意が必要です。

こじまさん紹介の最高のツアー

こじまさんが「このツアーは最高!」と思うツアーも紹介されていました。それが、国内のバスツアー。日帰りのバスツアーはめちゃくちゃお得!だそうです。

少し前にバスツアーが乱立していた時期があったのですが、その結果、バスツアー業界での競争が激化し、質の悪いバスツアーが淘汰され、今は良いバスツアーをやっている会社しか残っていないのだそうです。

バスツアーの目玉商品といえば食べ放題ですが、メインのターゲットとなる年配の女性はあまり量を食べられません。一般的には高額な蟹などの食べ放題も、そんなに大量には食べられないため、クオリティーの高い料理を食べ放題として提供できるそうです。